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不眠症 完全ガイド|症状・治療・記録アプリ

世界 8.52 億人・日本 約 3,000 万人の不眠症患者のための実践ガイド。CBT-I・最新の薬物療法・睡眠衛生を当事者開発者がまとめました。

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約 3,000 万人
日本の推定影響人口
成人の 1/5
「眠れない」と回答する割合(厚労省調査)
CBT-I 効果 70-80%
認知行動療法の慢性不眠改善率

不眠症とは何か

不眠症(Insomnia Disorder)は、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒のいずれか(または複数)が週 3 日以上・3 ヶ月以上続き、日中の機能障害を引き起こす睡眠障害です。ICD-11 では 7A00 として分類されています。日本の国民生活基礎調査では成人の約 5 人に 1 人が「眠れない」と答えており、推定 3,000 万人が影響を受けています。

慢性疾患(ME/CFS・線維筋痛症・うつ病・慢性疼痛・POTS・MCAS)の多くは不眠を併発します。不眠の改善は主疾患の改善にも直結するため、優先的に対処する価値があります。

不眠症の 3 タイプ

多くの人はこれらが混在します。また 非回復性睡眠(時間は足りているのに疲れが取れない)は ME/CFS・線維筋痛症で顕著です。

治療選択肢

🧘 CBT-I(不眠症に対する認知行動療法)— 第一選択

米国睡眠医学会が第一選択として推奨。薬物療法と同等以上の効果が長期的に持続。構成: 刺激制御法(ベッドは眠る時だけ)、睡眠制限療法、睡眠衛生教育、認知再構成、リラクセーション。日本ではデジタル CBT-I(スマホアプリ)も普及中。

💊 メラトニン受容体作動薬(ロゼレム、ラメルテオン)

8 mg を就寝 30 分前。体内時計を整える作用。依存性が低く、高齢者・慢性疾患患者にも使いやすい。

💊 オレキシン受容体拮抗薬

ベルソムラ(スボレキサント 10-20 mg)、デエビゴ(レンボレキサント 2.5-10 mg)。覚醒維持システムをブロックして自然な睡眠を誘導。依存性が低い。

💊 トラゾドン・ミアンセリン

抗うつ薬を低用量で睡眠目的に使用。日本でよく処方される。翌日のだるさに注意。

⚠ ベンゾジアゼピン系・非ベンゾ系

マイスリー、ルネスタ、アモバン、ハルシオン等。短期使用のみ推奨。依存・耐性・離脱症状のリスクあり。高齢者では転倒・認知機能低下リスクで使用を避けるべき。

🌙 睡眠衛生(全員が実施すべき基礎)

・朝の日光 10 分
・夜のブルーライト遮断(就寝 2 時間前)
・カフェイン午後 14 時以降禁
・就寝前のアルコール避ける
・寝室は暗く、涼しく(18-20℃)
・毎日同じ時刻に起床
・昼寝は 20 分以内、14 時前まで
・就寝 3 時間前は食事しない

💊 サプリメント(エビデンスあるもの)

マグネシウム(グリシン酸塩 200-400 mg)、メラトニン(日本では個人輸入、0.5-3 mg)、グリシン(3 g)、L-テアニン(200-400 mg)、バレリアン、パッションフラワー。

記録が重要な理由

不眠症の治療には 睡眠日誌(Sleep Diary)が必須です。自己観察により「何が眠りを妨げているか」のパターンが見えてきます。健康日記では:

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