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IBS(過敏性腸症候群)完全ガイド

腹痛と排便異常を繰り返す機能性消化管疾患。日本 約 1,200 万人・世界人口の約 10-15% が罹患。食事・ストレス・腸内フローラの記録で症状パターンを見つけられます。完全無料の AI 記録アプリ。

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約 1,200 万人
日本の患者数(人口の 10%)
10-15%
世界の有病率
女性 2:1 男性
性差

IBS とは

過敏性腸症候群(IBS、Irritable Bowel Syndrome)は、器質的異常を伴わない機能性消化管疾患です。ICD-11 では DD91.0 に分類されます。腹痛と排便異常(下痢・便秘・交替)が慢性的に続き、QOL を大きく損ないますが、検査では炎症や腫瘍などの異常が見つからないのが特徴です。

日本では人口の約 10%(約 1,200 万人)が罹患していると推定され、特に 20-40 代女性に多く発症します。FGID(機能性消化管障害)の中でも最も頻度が高く、腸内フローラ異常・腸脳軸・内臓過敏が病態として注目されています。

IBS のサブタイプ

主な症状

診断基準(Rome IV 2016)

現在の国際標準は Rome IV 基準。以下を満たす場合に IBS と診断:

除外診断として、炎症性腸疾患(IBD)、大腸癌、乳糖不耐、セリアック病などが除外されていることが必要。便潜血・大腸カメラ・血液検査(CRP・フェリチン・TSH)を推奨。

治療選択肢

🍽 低 FODMAP 食(最有効エビデンス)

Monash 大学(豪)発の食事療法。発酵性オリゴ糖(Oligo)・二糖類(Di)・単糖類(Mono)・ポリオール(And Polyols)の制限。Phase 1(除去 2-6 週)→ Phase 2(再導入)→ Phase 3(個別化)で実施。症状改善率 60-75%。

💊 ポリカルボフィルカルシウム(コロネル/ポリフル)

吸水性ポリマー。便の水分調整で下痢・便秘どちらにも有効。

💊 ラモセトロン(イリボー)— IBS-D に保険適用

5-HT3 受容体拮抗薬。男性は 5μg、女性は 2.5μg/日。

💊 リナクロチド(リンゼス)— IBS-C に保険適用

グアニル酸シクラーゼ C 受容体作動薬。便秘型 IBS の第一選択。

🌱 プロバイオティクス・プレバイオティクス

Bifidobacterium infantis 35624、L. rhamnosus GG などが検討されるが個別性が高い。食物繊維(可溶性:オーツ・サイリウム)は有効、不溶性は増悪要因のことも。

🧘 腸脳軸アプローチ

認知行動療法・催眠療法(腸特異的 CBT)・マインドフルネス。エビデンスレベル A。

記録が重要な理由

IBS はトリガー因子が個人差が大きく、食事・ストレス・睡眠・月経周期などが複雑に絡むため、2-4 週間の症状日記が診断と治療方針決定に極めて重要です。健康日記では以下を追跡できます:

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