世界 3.32 億人・日本 約 172 万人のうつ病患者を支えるための完全ガイド。毎日の気分・PHQ-9 スコア・服薬・睡眠を記録し、AI が個別化のアドバイスを提示します。
無料で記録を始める →うつ病(Major Depressive Disorder, MDD)は、抑うつ気分と興味・喜びの消失を中核症状とする気分障害です。単なる「気分の落ち込み」ではなく、脳の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミン)のバランス、HPA 軸機能障害、炎症、遺伝的要因、環境ストレスが複雑に絡み合って発症します。ICD-11 では 6A70 として分類されています。
WHO の 2025 年推計では世界で 3.32 億人、日本では厚労省の患者調査(2020 年)で約 172 万人が医療機関を受診していると報告されています。生涯有病率は約 15%(日本)とされ、実際にうつ病を経験したことがある人はもっと多い可能性があります。
以下の症状のうち 5 つ以上が 2 週間以上続き、かつ「抑うつ気分」または「興味・喜びの消失」のどちらか(または両方)を含む必要があります:
セルトラリン(ジェイゾロフト)、エスシタロプラム(レクサプロ)、パロキセチン(パキシル)、フルボキサミン(ルボックス)。効果発現に 2-4 週間。最初の 1-2 週間は副作用(嘔気・頭痛・不安増悪)が出やすく注意。
デュロキセチン(サインバルタ)、ベンラファキシン(イフェクサー SR)、ミルナシプラン。疼痛と抑うつが併存するときに有効。
NaSSA(ミルタザピン/リフレックス)、ブプロピオン(米国)、ボルチオキセチン(トリンテリックス)、トラゾドン、三環系抗うつ薬。
日本でも 2019 年から保険適用。治療抵抗性うつ病に週 5 回 × 6 週間。磁気刺激で前頭前野を活性化。副作用が少なく長期効果あり。
米国で急速作用の治療抵抗性うつ病薬として承認。日本では未承認だが自費クリニックで実施可能。数時間で効果発現、週 2 回で 4-6 週間。
認知の歪みを修正し、行動活性化を促す心理療法。軽症〜中等症で薬物療法と同等の効果がメタ分析で示されている。日本でも保険適用あり。
毎日の散歩 20 分、朝の日光曝露 10 分、規則正しい睡眠、オメガ 3 脂肪酸、ビタミン D、葉酸、運動療法(軽症で抗うつ薬と同等の効果)。
うつ病は PHQ-9(9 項目質問票)を定期的に記録することで改善度が数値化できます。主治医への共有も容易になります。健康日記では: