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気管支喘息の発作・ピークフロー・吸入薬を毎日記録してコントロールを改善する

喘鳴・息苦しさ・夜間咳嗽――発作が来てから対処するのではなく、
毎日の記録でコントロール状態を把握することが重症化予防の鍵です。
ピークフロー・吸入薬・悪化要因を日誌に残して主治医と共有しましょう。

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約850万人
国内喘息患者数(成人含む)
年間死亡約1,300人
適切管理で防げる死亡が多い
コントロール良好で95%以上が発作ゼロ
治療目標達成率
記録が役立つ理由

喘息は「症状がない日」もコントロール状態の確認が必要な疾患です。毎朝のピークフロー値・吸入薬の使用回数・症状の有無を記録すると、①悪化の前兆(PEF 低下)を早期に察知できる②季節・天気・運動との相関が分かる③吸入ステロイドの量を正確に医師に報告できる④発作止め(SABA)の使用頻度から「コントロール良好か」が評価できる。

主な治療薬(吸入薬)

【ICS単剤(毎日吸入)】フルチカゾン(フルタイド)/ ブデソニド(パルミコート)/ シクレソニド(オルベスコ)【ICS/LABA配合剤】シムビコート(ブデソニド/ホルモテロール)/ フルティフォーム(フルチカゾン/ホルモテロール)/ レルベア(フルチカゾンフランカルボン酸エステル/ビランテロール)/ アドエア(フルチカゾン/サルメテロール)【発作時頓服(SABA)】メプチン / ベネトリン吸入液【重症】生物学的製剤(ゾレア・ファセンラ・デュピクセント)【補助】プランルカスト(ロイコトリエン拮抗)/ テオドール

健康日記で記録できること

よくある質問

喘息のコントロール状態はどのように判断しますか?

「喘息コントロールテスト(ACT)」で評価します。①昼間の症状(週2回以上)②夜間覚醒の有無③発作止め(SABA)の使用頻度(週2回以上)④活動制限の有無 のいずれかが当てはまれば「コントロール不良」です。ピークフロー値(PEF)が予測値の 80%以上で安定していればコントロール良好の目安です。症状日誌で毎日の記録を続けることでコントロール状態の変化に早く気付けます。

喘息の吸入薬の種類と使い方を教えてください。

【長期管理薬(毎日使用)】ICS(吸入ステロイド):フルチカゾン・ブデソニド・シクレソニドなど。気道炎症を抑える基本薬。ICS/LABA配合剤:シムビコート(ブデソニド/ホルモテロール)・フルティフォーム・レルベア・アドエア。一本で管理できる。【頓服(発作時)】SABA(短時間作用型β2刺激薬):メプチン・サルブタモール。発作時に吸入。吸入ステロイドの定期使用がコントロールの鍵で、症状がないからといって中断しないことが重要です。

重症喘息への生物学的製剤はどういうものですか?

重症喘息(ステップ4以上でもコントロール不良)には生物学的製剤が適応になることがあります。オマリズマブ(ゾレア)はIgE抗体を阻害し、アレルギー型喘息に有効。ベナリズマブ(ファセンラ)はIL-5受容体を阻害し、好酸球性喘息に効果的。デュピルマブ(デュピクセント)はIL-4/13を阻害し、2型炎症を伴う喘息に使われます。いずれも皮下注射か点滴で月1〜2回投与します。

喘息の発作を引き起こす悪化要因は何ですか?

①気道感染(風邪・インフルエンザ)②アレルゲン(ハウスダスト・花粉・ペット・カビ)③大気汚染・PM2.5・黄砂④煙草の煙・香水・化学物質⑤運動(運動誘発性喘息)⑥気温・気圧の急変⑦ストレス・過労⑧アスピリン・NSAIDs(アスピリン喘息)が主な誘因です。症状日誌に「発作前に何があったか」を記録すると自分の誘因パターンが分かります。

ピークフロー測定はなぜ重要ですか?

ピークフロー(PEF)は自宅で簡単に測定できる気流の指標です。朝・夕の測定を習慣化すると、①症状悪化前の客観的な肺機能低下を検出できる②日内変動(朝の PEF 低下がコントロール不良のサイン)が把握できる③ゾーン管理(緑・黄・赤)で行動基準が明確になる という効果があります。健康日記に毎日の PEF を記録すると、呼吸器内科医との次の診察で客観的データが提供できます。

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本情報は参考情報です。治療法の選択は必ず呼吸器内科専門医にご相談ください。

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