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COPD(慢性閉塞性肺疾患)の症状記録・吸入管理アプリ

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期の喫煙や大気汚染によって気道と肺が慢性的に炎症・破壊される疾患で、進行性の息切れ・慢性咳嗽・喀痰が特徴です。急性増悪(感染などによる急激な悪化)を繰り返すたびに肺機能が加速度的に低下するため、日常の症状記録と増悪の早期発見が重要です。健康日記は、息切れ(mMRCスコア)・SpO2・吸入薬の使用状況・増悪の前兆を継続管理し、呼吸器内科への報告を効率化します。

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約530万人
日本の潜在患者数(診断率25%未満)
40歳以上の 約8.6%
推定有病率
禁煙で進行を 50〜80%抑制
最も有効な介入

COPDとは

COPD(慢性閉塞性肺疾患、Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、主に長期喫煙や大気汚染による有害物質の吸入によって気道と肺実質が慢性的に炎症・破壊され、気流制限が進行する疾患です。ICD-10 コードは J44 に分類されます。

COPDは「肺気腫」と「慢性気管支炎」を合わせた概念であり、スパイロメトリー検査で気管支拡張薬吸入後の FEV1/FVC が 70% 未満であることが診断基準(GOLD 基準)です。初期は労作時の息切れのみですが、進行とともに安静時にも息切れが出現し、日常生活が大きく制限されます。

日本では潜在患者数が約 530 万人とされているにもかかわらず、実際に診断・治療を受けている患者は 25% 未満と言われており、「見えない病気」になっています。症状を「年のせい」と放置せず、早期発見・早期治療が重要です。

記録が役立つ理由

継続記録で増悪を早期に察知できる項目

病期と症状の特徴

GOLD 分類(重症度)
急性増悪(Acute Exacerbation)

急性増悪とは、感染(ウイルス・細菌)・大気汚染・気温変化などを契機に、息切れ・咳・喀痰が数日以内に急激に悪化する状態です。増悪を繰り返すたびに肺機能の回復が不完全になり、長期的な予後を悪化させます。年 2 回以上の増悪歴がある場合は「増悪リスクの高い COPD」として管理が強化されます。

増悪の前兆:喀痰の色が白から黄・茶色に変わる、SpO2 の低下、平時より息切れが強い、発熱。これらのサインが出たら速やかに受診し、SABA(短時間作用型気管支拡張薬)を吸入してください。

診断の流れ

COPDの診断は呼吸器内科で行われます。喫煙歴(20 pack-years 以上)と症状があれば積極的にスパイロメトリーを受けることが推奨されます。

主な治療薬

吸入気管支拡張薬(維持療法の中心)

チオトロピウム(スピリーバ)、グリコピロニウム(シーブリ)、ウルティブロ(LAMA/LABA)、アノーロ(LAMA/LABA)、シムビコート(ICS/LABA)、ロフルミラスト(ダルレスタ)、増悪時:アモキシシリン・プレドニゾロン

急性増悪時・その他の治療

健康日記で記録できること

日々の記録から医師への報告まで一括管理

記録データをもとに「息切れスコアの推移グラフ」「SABA 使用頻度と増悪の関係」「SpO2 の朝夕変動パターン」を自動分析し、次の受診前にサマリーを生成します。呼吸器内科の受診時間を最大限有効に活用できます。

今日から息切れ・吸入薬の記録を始めましょう

完全無料・本人のみアクセス可能

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よくある質問

COPDと喘息の違いは何ですか?

喘息は気道の可逆的な炎症(治療で元に戻る)、COPDは不可逆的な気流制限(元に戻らない)が特徴です。COPDの主因は喫煙、喘息はアレルギー・過敏反応です。鑑別はスパイロメトリー(FEV1/FVC 70%未満がCOPD)で行います。両方を合併(ACOS)することもあります。

禁煙はCOPDにどれほど効果がありますか?

禁煙はCOPDで唯一、進行を遅らせる確実な方法です。どの病期でも禁煙により肺機能低下速度が非喫煙者レベルに近づきます。禁煙補助薬(バレニクリン・ニコチンパッチ)と組み合わせた禁煙成功率は薬なしの2〜3倍です。「今からでも遅くない」のが禁煙です。

急性増悪とはどういう状態で、どう対応すれば?

急性増悪とは感染・気温変化などで息切れ・咳・喀痰が急激に悪化する状態です。増悪を繰り返すたびに肺機能が回復しにくくなるため早期対応が重要です。喀痰が黄色・茶色になり息切れが著しく増した場合は、SABAを使用しながら速やかに受診してください。

在宅酸素療法(HOT)はどんな状態で始まるの?

安静時のSpO2が88%以下(動脈血PaO2 60mmHg以下)が続く場合に適応となります。HOTにより生存率が有意に改善します。酸素を使いながら適切に生活すれば旅行・外出も可能です。携帯用酸素ボンベ・液体酸素システムの選択肢があります。

肺リハビリテーションとは何ですか?

肺リハビリは、理学療法士・作業療法士・栄養士が連携して行う総合的プログラムで、運動療法(有酸素・筋力トレーニング)・患者教育・栄養指導が含まれます。COPDの運動耐容能・息切れ・QOL・入院回数を有意に改善します。週2〜3回のプログラムが推奨されています。

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