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慢性腎臓病(CKD)の eGFR・血圧・食事を毎日記録して透析を遠ざける

eGFR の低下・尿タンパク・血圧管理――慢性腎臓病は 進行をいかに遅らせるかが最大の治療目標です。 毎日の血圧・体重・食事記録が腎機能保護の最良の武器です。

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約1,330万人
国内CKD患者数(成人の約8人に1人)
eGFR 60未満
透析リスクが顕著に上昇するステージ
適切管理で進行を数年〜10年遅延
早期介入の効果

記録が役立つ理由

記録が役立つ理由

慢性腎臓病は初期に自覚症状がほとんどなく、eGFR の低下に気付きにくい疾患です。毎日の血圧・体重・浮腫の有無・食事の塩分・タンパク量を記録すると、①血圧コントロールの達成状況が客観的に分かる②減塩・低タンパク食の実践度が把握できる③受診ごとに「前回からの変化」を正確に伝えられる④eGFR の低下速度(年間何 mL/min 低下しているか)の追跡ができる。

主な治療薬

主な治療薬

【腎保護・降圧】ACE阻害薬(エナラプリル・ラミプリル)/ ARB(テルミサルタン・オルメサルタン)/ SGLT2阻害薬(フォシーガ・ジャディアンス)/ フィネレノン(ケレンディア)【貧血治療】ESA(エリスロポエチン製剤: ミルセラ・ネスプ)/ HIF-PHD阻害薬(ダーブロック・エナロイ)【骨・ミネラル管理】活性型ビタミンD(カルシトリオール)/ リン吸着薬(炭酸ランタン・沈降炭酸カルシウム)【透析(G5)】血液透析(週3回・1回4時間)/ 腹膜透析(CAPD・APD)

健康日記で記録できること

健康日記で記録できること

よくある質問

慢性腎臓病のステージ(G1〜G5)はどのように分類されますか?

CKD は eGFR(推算糸球体濾過量)とタンパク尿のレベルで G1〜G5 の 5段階に分類されます。G1(eGFR 90以上)・G2(60〜89)は早期で通常無症状。G3a(45〜59)・G3b(30〜44)は中等度低下。G4(15〜29)は高度低下で透析準備が必要。G5(15未満)は腎不全で透析・腎移植の段階です。eGFR を定期的に記録することが進行速度の把握に最も重要です。

SGLT2阻害薬が腎臓に良いと聞きましたが、なぜですか?

ダパグリフロジン(フォシーガ)・エンパグリフロジン(ジャディアンス)などのSGLT2阻害薬は、糖尿病の有無にかかわらず CKD の進行を遅らせる効果があることが大規模試験(DAPA-CKD・EMPA-KIDNEY)で証明されています。作用機序は、腎糸球体内圧の低下(輸入細動脈の収縮)、尿タンパクの減少、炎症・線維化の抑制です。腎機能低下・心不全・糖尿病性腎症を伴う CKD に積極的に使用されます。

CKD の食事管理のポイントを教えてください。

①減塩(1日6g未満)— 血圧管理と腎保護の基本②低タンパク食(0.6〜0.8g/kg/日)— G3b以降で進行を遅らせる可能性③カリウム制限(G3b以降、野菜・果物の茹でこぼし)④リン制限(G4以降、加工食品・乳製品・コーラを控える)⑤水分制限(透析期は医師指示に従う)。ただし制限の程度はステージと個人の状態により異なります。管理栄養士の指導のもとで行うことが推奨されます。

慢性腎臓病の進行を遅らせるには何が重要ですか?

①血圧コントロール(目標: 130/80mmHg 未満。ACE阻害薬・ARBが第一選択)②血糖管理(糖尿病性腎症の場合 HbA1c 7%未満)③タンパク尿の管理(尿タンパク/クレアチニン比を定期的にチェック)④SGLT2阻害薬の使用⑤禁煙・適度な運動⑥NSAIDs(ロキソプロフェン等)・造影剤の慎重使用 が腎機能保護に重要です。毎日の血圧・体重・尿量の記録が早期異常検知に役立ちます。

透析の準備はいつ頃から始めますか?

一般的に eGFR が 15〜20 mL/min/1.73m²(G4後半〜G5)になった頃から腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)の選択と準備を開始します。バスキュラーアクセス(シャント)の作製は透析開始の 6ヶ月〜1年前に行うのが理想です。主治医の腎臓内科医と早めに透析の選択について相談しておくことが重要で、症状日誌で「いつ eGFR が何まで下がったか」を記録しておくと医師との相談がスムーズです。

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本情報は参考情報です。治療法の選択・食事制限の程度は必ず腎臓内科専門医・管理栄養士にご相談ください。

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